「やりたいこと」が「やるべきこと」になってしまった時にすること
目次
やりたいことが腐っていくメカニズム
長年の悩みがあるんです。
「やりたいこと」がすぐに「やらないといけないこと」に腐ってしまう、ということです。
やりたい!とワクワクしたのはいいのですが、
それをすぐに「やらないといけないこと」フォルダに入れてしまうのです。
そして「やらないといけないこと」に腐らせたそれ(元やりたいこと)を、やっとやれたという時に、いまいち楽しみきれてない…という本末転倒なことがおこるんです。
ときめきが腐ってゆくフローチャート
あっ動画編集したい!(ワクワクした)
↓
いやでも動画編集する時間がないんだよな(ほかのことで忙しすぎる)
↓
でもやりたいから、いかにしてそれをやるかを考える(どうやって予定つめこむか考え始める)
↓
このスキマ時間にやることにしよう
↓
いざやり始めると
「これにばかり時間かけていられない」
「時間をかけてる罪悪感」
「短時間で成果をあげなくては」
「早くおわらせないと」
「他にもやりたいことたくさんあるんだから」
という感じです。楽しめてません。
よくある事例でたとえると
「今日は忙しいから食事休憩は10分ね!」と言われると
食事は「したいこと」なんだけど10分で「済ませなければいけない」と思ってしまいます。
そうなってくると「食事だ〜るんるん」の楽しむ気持ちが消えて
何食っても一緒や!
となります。
ときめきを取り戻す方法〜「動画編集したい」を例に〜
「動画編集がやりたい私」を例にとって書いていきます。
7つ解決策があります。
1 余裕があるときにする
理想は「余裕があるときに動画編集をする」ということになります。
試しに「1日まったく予定がない日、完全に1人になれる日」を積極的に作るとよいです。
1日予定がない日にやると、モチベーションがまったく違います!
2 その時間の存在を喜ぶ
そもそも、動画編集する時間が少しでもあるってことを喜びましょう。
「忙しいなかでも自分はやりたいことをやってるんだという感謝・よろこびを思い出す」
「うれしー!10分だけどやっと動画編集ができるわ〜!」
とか思っときゃいいんです。
思えない?なら口に出して言いましょう。
食事前の「いただきます」のように、「うれしい〜!やっと動画編集できるわ〜!」と言うことを儀式にしましょう。
これが意外とよかったりします。
3 その時間は集中する
その時間中、なんか喜べてないってことは、集中できてないってことでもあるわけです。
「どうしたら集中できるのか」の解決策として、「あえて時間を区切ってしまう」というのが効果的です。
私はあえて時間を区切るため「電車のなかでやる」という方法を採用しています。
(今もこの記事をJRの中でかいています)
4 自分はいま得をしているいうことを知る
そうは言っても「しなきゃいけない」から抜けれない。
という人は
「自分は得をした結果、この時間があるんだ」ということを知ってください。
まあ、自分を騙すってことなのです。
別の世界線を生きる自分がやってきて、あなたにこう言ってきたと想像してみてください。
「この世界線のあんたほんとラッキーだったよ、今そうやって動画編集できるなんてさ。別世界線のあたしは今日は交通事故に巻き込まれてて1日の予定が全部狂ったんだわ。動画編集するどころの騒ぎじゃなかったわ、マジうらやましいわ」
などと言ってきたとしますよね?
リアルにそう思えたら「なんかわかんないけど得した〜!」となりますよね。
有給をとってる日、自分だけ休みの日の「得した感」を思い出すのと似ていますかね。
「そんなこと思ったところで事実と異なるやんけ!?」
いやいや。
気分が変わるならそれでいいじゃないですか?
1999年に「地球が滅亡する!」というありもしない事実で不安になる人もいたのと同じように、
ありもしない事実でいい気分になるのは、いいじゃないですか?
というか本当に、ちょっとしたことで、運命って変わるのを私たちは知っていますよね。
マジで今日が台無しになるところだったかもしれないわけです。
5 チャンスはまたくることを知る
別にいま全部できなくても、また別のときにやればいいし、チャンスは来る。
なぜなら私がそのチャンスを作る気があるのだから。
「一発ですべて取り返そうとするな」
一発ですべて取り返そうとする人って、負け続けのギャンブラーみたいなもんです。
余裕がないわけです。
その余裕のなさが → 焦りとなり → やりたいことが腐っていくんです。
6 やる気が戻るまで別のことをする
他にも山のようにやりたいことがある方向けですが、
やる気が戻るまで、別のことをしましょう。
単純に、いまその気分じゃないんです。
けどこれを認めるのが意外と勇気いったりします。
ポンポン切り替えていけばいいんです。
(音信不通やマンネリ対処法である「ほかに目を向ける」「ほっとく」に通じるものがありますね)
7 「これは映画だ」と思う
映画館で映画を見てるときって、映画だけに集中できますよね。
あのカンジを現実世界に利用したいわけです。
「この現実は、映画のなかだ」と思ってください。
やりたいことをやる人 の演技をしてください。
監督が「カット!」というまでは、没頭して。
そしたら、今やってることにすこしは集中できます。
演技がおわったらいくらでも雑念に苛まれてかまいません。
ときめきが復活する
物理的時間を確保するか、意識を変えることで、やりたいことへのときめきが復活する論でした。
けどぶっちゃけ、なにしても無理なときはあります。
そのときは、やる気が出るまで別のことをする がおすすめです!


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