別れ話は「秒で承諾」が最強カード
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今回のご相談は 距離を置くとは… / はなさん
こちらのご相談です。
ご相談文要約
付き合って1年の彼から「子育ても仕事もいっぱいいっぱいで、しばらく連絡したくない」とLINEが来て以来、1週間既読スルーのまま。
引用元:https://cocoro-marche.com/archives/34463
私はデートを任せきりにしたり、お金を借りた件で甘えすぎたりして彼をイライラさせ、最近は会うたびに険悪になっていた。自然消滅は嫌なので、きちんと話して終わりたいが、どのくらい間をあけて連絡すればいいか、また彼の気持ちが戻る可能性はあるのか悩んでいる。
あなたの人生を曲にして現実を変えるカウンセラー 音響担当と申します!
別れ話は「秒で承諾」が最強カード
まず、今はなさんは 彼との関係性において「依存側」を担当しています。彼は自立側です。
前提としてお伝えしたい法則は、「男性性(自立側)が、女性性(依存側)を振る」ということです。
(別れ話はされてませんが、話をシンプルにするために別れ話とさせて下さい)
そして
依存側が別れ話を持ちかけられたときのベストな対応は
別れ話をされたら 秒で承諾することです。
スピード感、潔さが本当に大事なポイントです。
もはや理由すら聞かず「わかった」と言えるのが理想です。
別れ話をする側の心理は、しつこいセールスを断るときと同じ心理状態です。
はなさんが「この商品はちょっと…」と断ったとき、
セールスマンに「そうですね、やめときましょうか!また機会があればお願いします!」と言われたら、むしろそのセールスマンに好感が持てますよね。
逆に
「どこかご不便がありましたか?」
「再度検討して頂けるとしたら、いつぐらいにご連絡しましょうか?」
とかうねうね言われたら
うるせーよボケが ってなると思います。
粘られれば粘られるほど、そのセールスマンのことが嫌いになります。
この感覚がわかるのであれば、秒で承諾するスピード感と潔さの重要性についてご理解いただけると思います。
「どれぐらい間隔を空けてLINEしたらいいか」という質問が出てくるうちは、ウザいセールスマン状態です。
一発逆転を狙って粘ることの危険性も上記の例でおわかりいただけると思います。
むしろ一発逆転を狙うのであれば、別れ話に即承諾することです。
相手ははなさんを名残惜しく思います。
別れ話を秒で承諾されることは相手にとって不意打ちであり、バランスが傾くからです。
冷めてしまった彼の気持ちが戻ることはないのでしょうか。
ご相談文より
これについては
「ない」と信じ切るのが最善手です。
諦めた「ふり」をして生きることは比較的簡単ですが、それだとまるで意味がありません。セールスマンの例で考えていただければわかると思いますが、ウザいオーラが残るだけです。
そして、このような局面で潔くできる人とは
「ピンチはチャンス」
「もっと良いものが入ってくるから今この別れ話なんだ」
ということを「経験上」わかっている人。
というのが私の見解です。
怯える後輩は可愛くない
大企業には激詰めパワハラ上司が生息しています。
しかしそんな上司から、バチクソ可愛がられる後輩というのもいます。
パワハラ上司は、自分がしている詰めに対して、本当は後輩に罪悪感を感じているんです(自覚はせず潜在意識で罪悪感を感じているケースも多い)。
その上司の罪悪感をチャラにしてくれる後輩こそが、本当に可愛がられる神のような後輩です。
どんなに自分が激詰めしても
・喜んでくれる
・慕ってくれる
・気にしない(心の底から!)
反対に
「おはようございます…はいっ…はいぃ…すみません…」
と自分に対して怯えた様子が伝わってくる後輩は、上司の罪悪感(無意識)を刺激してくる存在なので、可愛くないわけです。
彼とはなさんの間にも今おなじことが起きています。
彼は実は、はなさんに対して罪悪感を感じています(自覚はしていないかもしれません)。
そこをチャラにしてくれる女性が、可愛がられる女性です。
どんなに彼がはなさんを傷つけたとしても、はなさんは彼のいいところを見てくれる、信頼してくれる、傷付いたら傷付いたと教えてくれる。
そしてですね。
「彼を慕う」「いいところを見る」は自分に痛みを伴わないため難易度低めですが、
難易度高いがここができないといずれ関係が終わる、というポイントがありまして。
それは
「失敗を許す」「傷つけられてもチャラにする」です。
どうしたらそうなれるのか。
ここは私も答えを持っておらず、研究中です。
感謝は忘れてしまう
今はなさんは彼が好きなようで、実は彼のことは好きじゃないということが起こっています。
どういうことかというと、
はなさんが今好きなのは
「今現在の彼(はなさんと距離をおきたい彼)」ではなく
「はなさんがこうあってほしい理想の彼」なのです。
これのせいで、歪みが起きているのです。
例えると
今のはなさんは「子供に東大に入って欲しい母親」のような状態です。
「今現在の成績の悪い子供」ではなく「東大に入った理想の子供」なら愛せる、みたいなもんです。
子供からしたら、本当の自分は愛せてもらっていないような気分になり、母親から離れたくなります。頑張って母親と関係を作ろうとする子供もいますけどね。けど子供に無理させていることに母親は気づいてない、みたいなかんじです。
そして「子供のこと?愛してるに決まってるじゃないですか!」と言うんです。
なんでそうなったのか?
いつの間にか、彼の存在・彼のしてくれることを、喜べなくなってしまったからです。
「このぐらいやってよ」
というベースが、知らない間に構築されたから。
(「このぐらいやってよ」になった理由ははなさんが我慢をしすぎたから、というのが答えですが、長くなりすぎるので割愛します)
ショッキングな言い方をすると
彼に対する感謝が薄れた
ありがたみが薄れた
ということです。
慣れによるものかもしれません。
お金に困窮している人が、「食べるのにも困ってるならうちにおいで」と毎日友達の家で料理を振る舞ってもらうようになると、初めはすごく感謝していたけれどだんだん慣れてきて、感謝を忘れてしまう。
なぜそうなっていったのか。
自戒も込めて言いますが、
人間は傲慢な生き物だからです。
「あたりまえ化」したものに対して「あり難い」と思い続けられる人は、本当にすごいですよね。
感謝をする
というのがざっくりした理想の解決策になります。
しかも今連絡をとっていなくても、振られても、感謝をする、です。
難しいですよ。
ていうか無理ですよ?
(今度ブログにも書きますが、感謝は「するもの」ではなく「起こるもの」なので、無理に感謝をすることはできませんしね)
私の楽曲制作カウンセリングでは
「彼に感謝している気持ちを思い出せるような曲」を作る、といったお手伝いも可能です。
お気軽にご相談ください。
綺麗事を色々お伝えしましたが、これらが揃えば、復縁は現実になります。
難しいかもしれない。
いや、難しいからみんなもがいています。
ただ、不可能なことではありません。
追わない人にだけ、道は開く。
音響担当でした~!


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