定期的にキレる~医学的根拠のある怒りの発散法
目次
キレたら負け終わりが確定
大地震や、火山の噴火は、たった一発で全てを壊す。
歪みとエネルギーが蓄積した結果、限界で破断して一気に解放される。
その結果、大惨事となる。
怒りもこれと同じ構造を持っている。
本当は怒りたい、壊したい、動きたい(エネルギーを出したい)のに、
「大人だから」「空気を読んで」といってエネルギーを出すことを止め続けると
くすぶったエネルギーは消えるのではないく、どこかにしまわれる。
そしてある日。
彼から
「ごめん今日無理になった!また!」
といった単なる日常のやりとりで、怒りが大爆発してしまう。
これでその人との関係はおしまい。になることがある。
今日も日本中で起きている。
負のエネルギーをためこまないように、日常で何ができるのか。
真面目に考えた結果をお話ししたい。
エネルギー発散は義務だと思わない人が多すぎる
エネルギーの扱い方は、「入れる」「出す」「整える」の3種類あると思っている。
今回は「出す」の話だ。
「出す」は排泄に例えることができる。
強制的に排泄を止めれば、膀胱破裂や消化管破裂となり死んでしまう。
死なないように、私たちは毎日排泄をしている。
エネルギーにあふれる人は特に、それだけたくさんのものが入るのだが、発散を意識的にしなければ腐敗する。
体の小さいハムスターのうんこより、体のでかいゾウのうんこが圧倒的に大きいのと同じだ。
もしゾウがハムスター並のうんこまでしかしてはいけないルールになったら、ゾウは腸管破裂を起こして死ぬだろう。
だから
「爆発してしまう人は、普段から溜め込んでる人なんです
だから日常的にエネルギーを発散しましょう」
というのは、とても正しい。
よくあるエネルギー発散方法はどうなのか?
一般論的に良いとされる発散の方法として
大声を出しましょう、スポーツをしましょう
などがある。
ただ
私は歌唱をするので喉を痛めるほど声を出すことはできない。
スポーツは環境が整っておらずなかなかできない。
自転車には乗るが、全力で漕げば交通事故の危険がある。
また、
「怒ったらクッションを殴れ」という教えがあるが
怒りながら殴るを繰り返すと
「怒り ↔ 殴る」
の神経回路が強化されることがある。
「イライラしたら殴る」を脳が学習してしまう可能性があるのだ。
私はこれをネネちゃんママスパイラルと呼んでいる。
だったらどうすればいいのか。
生産的な発散の方法を真面目に考えてみた。
火事場タイムアタック
私の持論だが、
エネルギーを生産的に出力する方法は、「火事場の馬鹿力を日常で使う」だ。
結論、おすすめするのは、
怒りがわいたときに
30秒以内に風呂掃除を終わらせてみてほしい。
もしくは
風呂に入っているのなら、30秒以内に洗髪をしてみてほしい。(洗顔や体を洗うでもいい)
もしくは
30秒以内にゴミ出しをして部屋に戻ってきてみてほしい。
もしくは
30秒以内に草むしりを終わらせてみてほしい。
もしくは
10秒以内にたまったダンボールを潰してみてほしい。
もしくは
20秒以内に今いる場所から全力で行けるところまで移動してみてほしい。
要は
制限時間つきで
うおりゃああああああ!!!!
と掃除、洗浄、運搬、排泄、除去、移動をすごい勢いですることにより、エネルギーを有効利用するのだ。
私はこれを「火事場タイムアタック」と呼んでいる。
しくみを説明しよう。
キイイイイイイ!!となって今からかんしゃくをおこすぞという時に全力疾走をすれば、実際、驚くほど走れると思う。
エネルギーを出し切って疲れるほど走れば、抜け殻になることができる。
疲れるまでやれば、怒りは抜ける。
だから、激しい怒りを感じた時には、環境が許せば全力疾走をすればいいのだが、
そうもいかないのなら、制限時間つきで意味あることをすると、疲れ果てて怒りが抜ける。
「疲れ果てて怒りが抜ける」が目的だ。
風呂や家事をする環境が整っていないときに怒りの衝動を感じたときは、全力疾走のかわりに、今いる場所から全力で20秒で行けるところまで移動してみてほしい。
鎮痛作用のあるエンドルフィン
実はこれは、医学的に説明可能だ。
怒りを感じると、ノルアドレナリンやドーパミンが分泌され、興奮状態となる。
そこへ、激しい運動という肉体的な負荷をかけることにより、苦痛をやわらげる作用のあるエンドルフィンが大量に分泌される。
このことで、ランナーズハイのような状態が引き起こされ、怒りがおさまる。
怒りの感情だけではエンドルフィンは分泌されず、心血管に負担をかけるだけだ。
肉体的な刺激を伴う行動に切り替えていくことで、怒りが抜けるのだ。
怒っていないときにして意味あるのか
エネルギーの発散は、怒ったときにすぐできるのが一番理想的ではある。
できたての炒飯はすぐ食べるのが一番うまいのと同じだ。
普通にトレーニングとして走るのと、ひったくりにあって犯人を追いかけるのとでは、後者のほうが感情的なトリガーがあるぶん、めちゃくちゃ走れる。つまり大量に発散できる。
とはいえ、怒るという感情的なトリガーは、いつもいつも用意できるわけではない。
普段感情を抑えて生きているのであればなおさらだ。
だったら別に怒っていないときに運動などをしてもあまり意味がないのか?
これはというと、発散はされるので、意味大ありだ。
怒りの衝動あり+発散行為 のほうが、
怒りの衝動なし+発散行為 よりは効率がいいというだけで。
「思い出すだけで腹立つ」というレベルの人は、自宅でムカつきさえできれば、いつでも火事場タイムアタックをすることができる。
ただ別にそういった衝動がなくても、火事場タイムアタックをすると、ちょっとした発散になる。
運動をわざわざするのもダルい、という人にはおすすめかもしれない。
怪我には注意してね
火事場タイムアタックの最大の注意点なのだが、怪我には注意してほしい。
「無茶する」という側面がどうしてもあるからだ。
自己責任の範囲でお願いします。
また、
火事場タイムアタックは、怒りの対象の相手が目の前にいるときはできない。(してもいいけど)
怒りを相手の目の前で感じたときの「発散方法」ではなく「目のつぶり方」は
カッとなった瞬間に人生は壊れる~衝動を止める3つの方法で述べた。
怒り=エネルギー豊かだから仕方ない、わけない
怒りが強い=エネルギーが強い
という解釈がある。
だからといって、他人を傷つける行為や爆発を正当化しないように心がけたい。
怒りを爆発させた結果、大切な人との関係は二度と元に戻らなくなってしまう。
一回でも、やってしまえば終わりなのだ。
(まあ、やってしまった場合は「起きたことは全て正しい」論を持ち出すことになるのだが)
元々の性格(パーソナリティというやつ)によっては
爆発行為は、する人はするし、しない人はしないものだ。
ただ、「そういう性格で〜」と言ってしまえばどうしようもない。
そこをなんとか乗り越えたいと思ってんのに。
そんな私がずっと真面目に考えてきた結果が、火事場タイムアタックである。
参考にできる人はしてほしい。


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