彼から連絡が来ない人の必修科目は「余裕」
心の余裕がないと進展しない
「彼から連絡が来ない」
これに悩む女性は本当に多い。
数ヶ月連絡がない彼から返信があったら、数日は生きた心地がする。
スタンプひとつでも救われた気がする。
だがきつい言い方をすれば、返信の有無で飽きずに遊んでいられる段階、とも言える。
返信の有無に一喜一憂している段階は、彼との関係は進まない。
彼との関係を進ませるのに必須なのは、「余裕」だ。
今日は、余裕を取り戻すための話をしたい。
手に入らなかった場合
欲しかったものが手に入らなかった経験はないだろうか。
欲しかったライブのチケット。
どうしても行きたかった学校。
なりたかった職業。
そのときは本当に悔しい。
だが不思議なことに、人は手に入らなかったものに対して、永遠に同じ熱量を持ち続けることはできない。
執着している最中は分からないのだが、
数年後になって
「あれ、そこまでじゃなかったな」
「あのとき手に入らなくてよかったかもしれない」
と思うことがある。
本当は芸能人になりたかったが、
別の人生を歩いた結果、今ではならなくてよかったと思う。
本当はあの人と結婚したかったが、
今のパートナーと出会えて、あのとき振られてよかったと思う。
そんな話は珍しくない。
人生には、その瞬間は納得できなくても
時間が経って初めて
「起きたことは正しかった」と思えることがあるのだ。
私は、叶わなかったことには必ず「叶わなくてラッキーだった理由」が存在すると思っている。
ただ、その理由が見つかるかどうかは別問題だ。
大きな出来事なら何年もかけて理由が見つかることがある。
だが、小さな出来事については、一生分からないまま終わることも多い。
それでも私は、どんな不都合にも、同じ構造は存在すると思うのだ。
だから実は、
彼から連絡が来ないことにも、「連絡が来なくてラッキーだった理由」があるのかもしれない。
その理由が何なのかは分からない。
「今は最悪に見えるけれど、本当はそうではない可能性がある」
これを事実として知っておくだけで、人は少し余裕を取り戻せる。
彼から連絡が来なくて不運だったのではなく、何かの理由で守られている途中なのかもしれない。
もちろん確かめようはない。
だが、そういう可能性もまた存在しているのである。

手に入れられた場合
あなたの今までの人生で
手に入れられて死ぬほど嬉しいという感情が今なお続いているものはあるだろうか?
なにか一つ、大きな夢を叶えた。
欲しかった車を手に入れた。
何年も付き合いたかった人と付き合えた。
めちゃくちゃうれしい。
だが、それだけではないことに気づいてほしい。
思ったより冷静な自分
こんなものかと落ち着いている自分
手に入れた瞬間に輝きが少し鈍る感覚
こういったものを嬉しさと同時に感じてもいるのだ。
そしてやがて、嬉しさが爆発した感情は、徐々に静止へ向かっていく。
熱狂はやがて日常に戻る。
当然、あなたが彼から連絡をもらったときにも
「もちろん嬉しいけどそれだけじゃない」ということが起きている。
喜びは、いずれ消えてしまう。
返信がこないときは
彼から返信がこないときに、
負け惜しみ的に「そうよ、いずれ消える喜びなんか、最初からないほうがいいんだ」と言い聞かせろというのではない。
私が言いたいのは
「返信をもらっても、その喜びもいずれ消える」という寂しい真実があるところまで視野を広げてほしい、ということだ。
返信がこなくて
「ありえないんだけど」
「人としてどうなん」
「いやこれ追いLINEするの当たり前っしょ」と思ってしまうときにこそ
「喜びはいつか消える哀しさ」を思い出して、立ち止まってみてほしい。
寂しい話だが、その寂しさにフォーカスしてみてほしい。
そうすることで、ほんの少しだが余裕を取り戻すことになる。
どっちに転んでも大丈夫
その返信ひとつが、一歩ずつ彼との関係を深めてることになるんだから、大事に決まってる!
かつて私もそう思っていた。
ただそう思いすぎると、余裕を失ってしまい、うまくいくものもうまくいかなくなってしまう。
もちろん彼から返信があったら超嬉しいと思ってほしい。
だが、一度でもいいから
「そこまでそれ(返信)に、価値はあるんだろうか?」という自問が、あなたには起こったことがあるか?という話だ。
そしてもちろん「価値ある!」という結論にして構わない。
ただ、5分だけ、一度だけ、「そうじゃないのかも」という扉をチラ見してみてほしい。
しかし意外なことに、それはめちゃくちゃ怖いことだったりするので、大抵の人は目をそらす。
難しいことに、頭ではなく、感覚でそれをわからないと意味がない。
「本当はそれに価値がないのかもしれない」に目を向けることは
寂しさや痛みを伴うが、
勇気を出してそれが一瞬でもできた人は
「どっちに転んでも大した問題ではない」という感覚を手にすることができる。
そしてこれこそが、
彼との関係を進めるために必要な「余裕」の正体なのである。


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