未読無視の人と関係が続くのは「それに腹が立たない人」
スタートラインは「腹が立たないこと」
彼とパートナーシップを築きたいのに
そもそも連絡がこない
返信がこない
話し合いができない
そんな状況に悩んでいる人は多い。
多くの人は
「彼と連絡が取れるようになれば問題は解決する」と思っている。
だが実際は、順番が逆だ。
連絡が返ってこなくても腹が立たなくなった頃に、関係は少しずつ動き始める。
返信がこない彼との関係におけるスタートラインとは、
「彼と連絡が取り合えるようになること」ではない。
連絡が返ってこなくても腹が立たないこと。
ここがスタートラインなのである。
未読無視の人と関係が続くのは、返信を催促しない人も、我慢強い人でもないのだ。
同じ条件の人には腹が立たない
例えば、あなたの職場が土日休みだとしよう。
職場の他の人も土日を休んでいる。
あなたも土日を休んでいる。
この状況で、他の人に腹は立たない。
だが、土日休みの職場で、
あなただけ土日出勤を強いられ、給料は出ず、
その他の条件は他の人と全く同じだったらどうだろうか。
だんだん腹が立ってくるはずだ。
ここで重要なのは、
「相手と自分が同じ条件下にいる」と思えれば、人は相手に腹が立ちにくいということだ。
実は、これとおなじ仕組みを、恋愛にも応用すればいいだけのことなのだ。
では、彼があなたへの連絡を回避しているとしよう。
ここで
「そうなんです!私は連絡を回避してないのに、彼だけ逃げているんです!」
と思う人に聞いてほしい。
人は、
「自分だけが我慢している」と思うと腹が立つものなのだ。
逆に、
「自分も似たようなことをしている」と気づけると、怒りは少し弱まる。
そんなもんなのだ。
ここで問題提起したいことがある。
あなたは彼と同じように何かを回避していないだろうか。
つまり
あなたも彼と似たようなことをしていないだろうか。
(している!と気づくことが目的です)
回避しているものを見つけよう
さて。あなたは一体なにを回避しているというのだろうか。
答えを言ってしまうと
彼と同じようにあなたが避けたがっているのは
「自分に不満を持っていそうな相手からの催促・欲求」だ。
少し自分の日常を振り返ってみてほしい。
上司やクライアントからの詰め
職場の人からの「お前仕事できへんな」圧
まだ結婚しないのかと自分以上に焦る親
発送期間を過ぎたメルカリの商品発送
クライアントワークにおける小さな締切
こういうものに対して、
「あとでやろう」
「今は見たくないな」
「ちょっと後回しに…」
と思った経験はないだろうか。
最終的にはやるのだとしても、
一瞬でも避けたくなる気持ちは理解できるはずだ。
ここではじめて
「自分に不満を持つ相手からの催促は避けたい」という彼の気持ちが
頭ではなく感覚としてわかるようになるのだ。
自分に不満を持っていそうな相手からの催促。それを避けたくなる。
この構造自体は、実はあなたも感覚として知っているというのが、事実だ。
もちろん、彼とあなたの状況がこれと全く同じという断定ではない。
だが、「避けたくなる気持ちそのものは理解できるよ」となったのであれば、このステップはクリアだ。
避けたい理由
ではなぜ、避けたいのだろうか?
そこには、
待たせてしまっている罪悪感
相手を満足させる力が自分には足りないという無価値感
期待に応えられないかもしれない不安
といったものが隠れていることが多い。
返信を避ける人の中にも、こうした心理を抱えている人は少なくない。
もちろん、全ての未読無視がこれで説明できるわけではないし、
単純に優先順位の問題だったり、恋愛感情の問題だったりするケースもある。
だが、
「相手を喜ばせる自信がないから近づけない」という心理が背景にあるケースは確かに存在する。
そして
彼が、あなたから伝わる不満や怒りを感じれば感じるほど、ますます近づきにくくなる、ということが起こっていく。
だからといって我慢しろという話ではない。
ただ、
ひとまずは彼の「避けたいな〜」という気持ちが頭ではなく感覚としてあなたがわかってあげられると
「たしかに、いやだったよね…」と少しは彼に優しくなれる。
この優しい気持ちがあなたの中に起こるかどうかにかかっている。
もちろん1回では無理だが、
あなたの中に少しの理解が生まれ、その積み重ねによって
「連絡が返ってこなくても腹が立たない状態」に徐々に近づいていくのだ。
そしてそれこそが、返信がこない彼との関係におけるスタートラインなのである。
次のブログでは、「腹が立たなくなる」についてもっと別角度から述べたい。


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