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今回のご相談は 元彼のLINEブロック / あやさん
こちらのご相談です。

ご相談文要約

半年付き合った彼に、「会ってもなぁ」という私の一言をきっかけに「冷めた」「どこが好きか分からなくなった」と言われ、関係修復を望んだものの受け入れてもらえなかった。
貸していた服の返却も約束を守られず、私は1週間ほど連絡を控えていただけなのに、その後LINEをブロックされた。
彼は父子家庭で育っており回避型なのかとも思うが、服を返さないことやブロックした理由が分からず、彼の心理を知りたい。

https://cocoro-marche.com/archives/35516

相談に作曲で回答するカウンセラー、音響担当と申します!
回避型男性、音信不通、復縁などを中心に取り扱っています。

さて。
こういうピンチの時には、彼のことを見ると、うまくいきません。
「相手は変えられない、変えられるのは自分だけ」とはよく聞くと思いますが、
その自分の変え方を具体的にお伝えします。

いまのうーんな状況を変えるにはどうならなきゃいけないのか。

それは
「彼は逃げない人だ」という知覚を、あなたが得ること

これがとりあえずのゴールだと私は思います。
彼は逃げない人だ、というのがあなたのなかで常識になる、という言い方もできます。

「いやいや、実際逃げとるやんけ」と思いますよね。

ここで私がお伝えしたいのは、
「彼が変わること」がゴールではないということです。

大原則をお伝えします。

「投影が知覚を作る」
これを覚えてください。

まず「投影」とは、自分の心の在り方が、世界の見え方、人間関係として現れることです。

「私はやさしい」と思っていると、目の前の人に「この人やさしいなあ」と思って、しあわせなきもちになる、みたいな。
別の例で言えば、「私はこれから花火大会へいく!」という状況だと、街にいる人がみんな花火大会へ行く人に見えてくるのも、投影です。

このように、投影が起こったときに、それを「知覚する」ということが起きています。

彼との関係で言えば
自分が相手に対して「尊重する」というあり方を習得すると、
「この関係性において尊重があるかないか」を「知覚できる心」へと変わっていくわけです。

これは
「自分が変われば、相手からいいものが返ってくる」
という因果応報やカルマの話とは全く違います。

重要なのは、自分の「知覚が変わったかどうか」。
ここがポイントです。

では、その知覚はどうすれば変わるのか。
これからレッスン形式でお話しします。

レッスン1は
彼の、距離を置きたくなった気持ちを感じてみる です。

彼がしたことは、「理不尽に距離をおく行為」です。
ただそれがひどいことだと、私は言いません。
(なぜなら、これをひどいと言ってしまうと、あなたのことをひどい人だと言わないといけなくなるんです)

さて、やっていただきたいことがあります。

あなたが誰かにそれ(理不尽に距離を置くこと)をしてしまいたくなったときの「気持ち」を思い浮かべてください。
実際過去に、「え!?」と思われそうな形で誰かと距離を置いてしまったことがあれば、その時の「気持ち」を思い出してください。

「ないです」は今回ナシです。
どんなに小さくてもいいです。
(街中でビラ配りを断ったということでも構いません)

どんな気持ちがするでしょうか?

どんな言葉が出てきますか?

「いやだって、しょうがなかったんよ…」
「プレッシャーだったから逃げるしかなかったんよ…」
「あの時はあれで、自分が限界だったわ…」
「普通にうざかったけん、切ったったわ」
「むこうの圧にドン引きしたわ」
「こっちはまともな対応してたと思うよ」

など、いろいろあるかと思います。

それが、「距離を置く側」の心です。

もちろん、これがそのまま彼の本当の気持ちだった、と断定したいのではありません。

ただ、
彼と同じ立場に立たされたとき、自分なら何を感じるか。
まずは、その気まずさや、正当化したくなる気持ちを感じてみましょう。

今やっているのは、
加害者側の気持ちをわかろうとするということです。
すでにハイレベルな行為です。
ですが、これをしない限り、加害者と分かり合うことはありません。
(説明のため、わかりやすく「加害者」という言葉を使っています。)

加害者の気持ちをわかろうとしましょうって
私の気持ちはどうでもええんか!?

…そうではないんです。

相手の気持ちを感じてみることは、
自分の気持ちをないがしろにすることではありません。

立場が変われば、今の相手の気持ちは、未来の自分が感じるものにもなり得ること。
これを理解していることが、視野の広さです。

「あ〜これが彼の気持ちなんだ〜」
と思うと、凹みます。

でも、そのまま素直に凹んでおいてほしいんです。

なぜなら、これに抵抗しないでいるといいことがあるからです。

だんだん、
「そうだよねたしかに、いやだったよね…」
と、彼の気持ちを受け止めようとする動きが生まれはじめます。

それを続けていくうちに、
「距離を置く人は悪い人だ」
「離れる人は私を愛していない」
という知覚・常識が少しずつ変わっていきます。

すると、今回のような出来事に直面したときも
「彼はわけわからんやつだ、私はなんもしてないのに」

ではなく、
「彼にも彼なりに近づくことへの怖さや、気持ちを整理できない時間があったのかもしれない」
という見方が不思議と自然にできるようになります。

これが「知覚が変わる」ということです。

ちょっと脱線しますが、
「相手のことは一旦おいといて、自分の気持ちをもっと感じましょう」というアドバイスも見聞きすると思います。
「あなたが感じた気持ちはあなたのもので、正しいんだよ」といったような。

これは「内観しましょう」という範疇では推奨するのですが、
「自分を認める」と「正当化」が区別しにくい段階の人はおすすめしません。

自分の気持ちだけを優先する人格へ変わるリスクも頭に入れておきましょう。

ここから先は、かなり上級者向けです。
当面は、レッスン1だけで十分だと思います。

レッスン2

距離を置きたくなった相手に思い切って優しくする。心から。 です。

今は、めちゃくちゃ難しいはずです。

でも、これが少しでもでき始めると
不思議なことに、彼が優しい気持ちを私に向けてくれている ように感じられます。

先ほど述べたように、
「私は距離をおきたい人にも優しくできる」が当たり前になると
「距離を置いていてもなんか思ってくれている」要素を彼の中に発見できるようになるんです。

実際離れてたら見えねーじゃねーか
スピっぽいぞー
ということであれば、(否定はしませんが)

例えばもし、
自分が泥棒だったら、誰か他人を見た時に
「こいつも人がみてないところでは盗むだろ」
と、他人の中に泥棒要素を発見しやすい。
それと同じだと思ってみてください。

それを積み重ねていけると
私はなんやかんや彼から優しい気持ちを向けてもらえているな〜ということを、疑うことがむしろ難しくなります。

そうなってくると、
自分がどんな知覚で彼を見ているかが最も重要になってくるため、
「彼がなにをしたか、なにをしてくれてないか」を分析することの無意味さに気づけます。
また、彼の気持ちを知ろうとする必要が実は無いことにも、気づいていくことができます。

似たような話を、本命に好かれるのは、嫌いな人に誠意を持てる人という記事でも説明していますので、あわせてご参照ください。

彼と同じ感情を想像してみることで、自分の裁きが消える。

自分の裁きが消えることで、彼との関係そのものの見え方が変わる。

つまり、彼の振るまいの解釈が変わったり、実際に変化する(あるいはそのように見える)こともある。

しかし、重要なのは彼が実際に変化したか否かではなく、

自分が新しい解釈を採用し、それをもってして彼を知覚できるようになったことである。

というのが今回の概要です。
私がお伝えしていることは、いつもこれです。
根本的解決になるのは、こっちだと思っています。

最後に。

ご相談文の最後に書いてくださった
「彼は何を考えているかわからない」
これなんですが

おそらく正確には
「彼は何を感じているかわからない」のほうが、あなたの思いに近いんじゃないかと思うわけです。

「彼が何を考えているか」の正解を知れたとして、それは状況を動かすヒントにはなりません。

状況を動かし得るのは
「彼が何を感じていたか」を、嫌だけど感じようとすること。

まずはそこからはじめてみるといいと思います!

音響担当でした〜!

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