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彼が回避型男性の場合、
「彼になかなか会えない」ということが起こる。

あなたを嫌いなわけでも、仕事が忙しいからでもないとするならば。

それは、
あなたといても、彼が満たされないからだ。

人は、自分を満たしてくれる人のところへ行く。
動物が快適な環境を求めて移動するのと同じだ。
そして不快な環境へは近づかない。
シンプルで残酷なことだ。

また、恐ろしいのが
彼にインタビューをしてみても
「別に彼女といて、満たされてないわけじゃないんだけど」
と、自覚がないことも、回避型男性にはよく見られる。

その理由は
あなたが、彼に不満を抱いているのが「彼が不快になるような形で」バレているからだ。
その結果、彼という動物が不快になって、別の生態環境へ移動していく。

今日は
回避型男性が快適に過ごせる女性とはどんなものなのかを、「不満と感謝のバランス」という角度からお話していく。

回避型男性が一緒にいたくなる女性の特徴とは、
「不満を自覚していること」と、「感謝を表面化させすぎないこと」である。

そしてそれには段階があり、4つのレベルに分けた。

さらに、不満を体臭に例え、感謝を清潔さに例えた。
どんなスタンスでいる人と、あなたは一緒にいたいだろうか。

レベル1:不満無自覚・不満正当化人
彼に不満を抱いていることを自覚してないか、不満を自覚した上で正当化してくる
例:自分が超臭いことをわかってないか、わかってて隠そうとしない

レベル2:感謝表面化させたがり人
彼に感謝をやたら伝えたがる(感謝の押し売り)
例:自分は清潔であることをやたら教えたがる

レベル3:不満を自覚し正当化・表面化しない自制人
不満の正当化がない 彼への不満を自覚しており、そのことに申し訳なさを感じている
例:自分が臭いことをわかっているから、ある程度自分でできることをしている

レベル4:感謝を喜ばれる人
感謝を普通に伝えるだけで記憶に残る 不満を伝えても関係が壊れない
例:普通に清潔にしているだけだが、その清潔感が好印象にまで発展している

回避型の男性は、レベル4の人間と一緒にいるのが最も心地が良く、満たされる。

レベル1の不満に無自覚な人について述べる。

あなたは、彼に不満を持っていることに自覚があるだろうか。

覚えておいてほしいのだが、
不満=期待のことだ。

なので、
「彼に不満はないです!」を言い換えると「彼に期待はしてないです!」ということになる。
彼に1ミリも期待をしていないと言えば嘘になるのではないか。

しかし安心してほしい。
期待をすることは健全な心の動きであり、
実は私たちは、期待を完全にやめることは不可能だ。

「私たちは、期待を完全にやめることは不可能だ」
という文言の、期待を不満に言い直せば、こうなる。
「私たちは、不満をためることをやめることは不可能だ」
不満は一時的に解消することはあるが、糞尿のように自動的にたまるもので、なくなりはしない。

というわけで、不満を自覚することからはじめてみてほしい。

この無自覚な不満を持っていると、男性は「なんかよくわかんないけど一緒にいたくないんだよな」となる。
その理由は心理学の「投影」で説明可能で、女性の無自覚な不満が男性に投影し、男性は「なんかよくわかんないけど嫌」を引き起こす。

レベル1のもうひとつ、不満を正当化させる人について述べる。

回避型男性は、人一倍罪悪感が強いため、女性から不満を向けられるとアレルギーに近い反応を示す。
女性の不満に触れれば、自分の罪悪感が刺激されるからだ。

正当化された不満と、正当化していない不満では、男性への出力の量が違う。
正当化された不満が引き起こす女性の言動は、出力を抑ていないため、回避型男性への攻撃力が高い。

「普通はありがとうじゃない!?」
「優しく言ってるんだから当然彼は返信すべき」
といった正当化された不満は攻撃力が高く、回避型男性がもっとも回避したがるシチュエーションだ。

「私は、彼に攻撃とかしないようにしてます!」といったスタンスも、出力してないだけで自分の不満を正当化していることに変わりなく、結果は変わらない。
不満を正当化しないことが次の課題となる。

感謝を表面化させすぎる人は要注意だ。

よく送ってしまいがちなメッセージにこのようなものがある。

「仕事おつかれさま。しっかり休んでね」
「時間できたらいつでも声かけてね!」
「今日も忙しかったかな? ご飯だけでもちゃんと食べてね」

これ系のメッセージをもらったとして、あなたは嬉しいだろうか?

社交辞令の臭いがしないだろうか。
社交辞令の裏に、期待が隠れているようには捉えられないだろうか。
(ちなみに私はこれ系のメッセージへの耐性が著しく低い)

先ほど述べたように、期待とは不満のことである。
相手を気遣う一見よさげなメッセージに混入している不満を、回避型男性は敏感に見抜く。
彼らにとって不満というのはアレルギー物質のようなものなので、異物混入の如くすぐバレる。

子供が嫌がるピーマンを、子供が好きなカレーに入れて食べさせるのと、発想は同じだ。
さらにそれを、無自覚にやってしまっている。
しかし、ピーマンが入っていることは相手に完全にバレている。

そして
感謝を表面化させすぎ問題の本題に移るが、
「この感謝の気持ちをどうしても伝えたい」だとか
「毎日感謝を言うようにしています」というのは、一見よさそうに見えるが危険だ。

感謝を伝えること自体に全く問題なく、むしろしてほしい。
しかし問題なのは、「どうしても」というノリや、「毎日やってます」といったマイルール化だ。
これにより、感謝が腐敗する。

それはなぜか。

本来、感謝は自然に湧く感情だ。
しかしルール化された感謝や、「自分都合のどうしても伝えたい」は、関係維持のための操作に変わってしまう。
すると相手はその違いを違和感として受け取ってしまうのだ。

回避型男性は、純度100%の感謝でなければ受け取りたくない。

彼への不満を自覚しているだけで、彼への攻撃力は大きく下がる。

必須なのが、「相手を責めない」「自分を正当化しない」を概念として持っているということだ。
他責思考が強い人は、まずここからはじめるといい。

とはいえ、本当に責めないのは難しい(無理)ため、この段階の人も回避型男性からは回避されてしまうことが多い。
しかし、不満を正当化している人に比べれば門前払いの確率は下がる。

何度も言うが、彼への不満は、持っていて構わないし、当然の感情でもある。
だがそこでそれを正当化して彼を責めるコース(レベル1)に行くのか、
相手だけを責めるのではなく、自分にも目を向けて内観を重ねる道に行くのかが分かれ道ということである。

しかし残念ながら、相手を責めていないつもりで実際は責めているというのが、ほとんどのパターンだ。

「相手に申し訳なさを感じることがあるかどうか」が、自分を正当化していないかどうかの一つの判断基準になるのかもしれない。
ただこれではまだ状況は改善しにくく、相手にも自分にも申し訳なさという概念を持ってない、というのが理想ではある。

回避型男性から回避されないのはレベル4で
「感謝を伝えることで関係改善を〜!」といった下心がないので、伝えたいと思ったときに感謝を伝えている。

またこの段階の人を、「いつも清潔にしている人」と例えたが、
「清潔にしている」とは何のことかと言うと、不満を上手に処理できるということだ。

不満の処理とは、不満をひとりで抱えることではない。
不満を、本人にうまく伝えることができる人のことだ。

この「不満をうまく伝える」とは、テクニックの話ではなく、自分のスタンス・あり方の話だ。
ここについては改めての機会に説明したいが、
例えば
恥をかく勇気を持てるかどうか。
喜んで芸人をやれるかどうか。
彼にドキュメンタリーを見せることができるかどうか。
彼に誠意を向ける意識があるか。
そういった「話を聞いてもらえる人間性かどうか」(彼にとってそれを表現できているか)が多く絡んでくる。

少し逸れてテクニック的なことのみさらっと述べると
彼といて不快感を感じたとき、それが不満に腐敗する前に
「かゆっ!」「うまっ!」「にがっ!」
といった生体反応的なリアクションをすれば軽くなって伝わりますよ、という方法がある。
(ただこれは彼に会っている時限定)

知っておいてほしいのが、
回避型男性に対する何らかの方法論は、即効性は期待できない。
自分の接し方や人間性向上の積み重ねによってだんだんと理解を得られて関係性が改善する、というものだと思ってほしい。

「そもそも伝えるチャンスがない」という問題もよくあるが、これはまた別の機会に扱おうと思う。

回避型という最高難易度のフィールドに、小手先は通用しない。
生き方やありかたで魅せるということを考えていくべきなのだ。

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