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カッとなって全てを壊す人がいる。
私もそっち側の人間であり、真面目に悩んでいる。

普段どれだけノウハウ的なことを頭に入れていても
一時の感情で、言ってはいけないことを言ったり、やってはいけないことをやると、人生が変わる。

今日は、衝動をギリギリのところで抑えるためのアイデアを3つ紹介したい。

次回は、日常のエネルギー発散のアイデアについての記事なので、あわせて参照してみてほしい。

ひとつめのアイデアは、
「それが法律で禁止されていてもやるのか」だ。

大抵、口論というのは、相手を脊髄反射的に否定するから起こる。

最近読んだ書籍(否定しない習慣/林健太郎)に
「相手を否定することがもし、万引きと同じで、犯罪だったら誰もやらないはず」
という話があった。

まさにその通りだと思った。

脊髄反射的に相手を否定することが、もし犯罪だったらさすがに抑止できる。
という人は多いだろう。

国が変われば法律も変わる。

自分の中でこれを犯罪であると制定すれば、やらなくなる。

「いや、キレるなって言ったって、私にもそれなりの言い分があって!!」と思っているうちは、衝動性が発動してしまう可能性がある。
だが、そのキレるによって人生が転落するのを防ぐのが目的なので、ここはいったん、一切の正当化の余地なく、禁止する。
相手への言い分や、自分の感情の処理は、あとで行えばいい。

また、心理学には「行動誓約書」と呼ばれる技法がある。
これは、心理士やカウンセラーなど第三者との間で、「怒鳴らない」「衝動的にキレない」といった行動目標について契約を交わし、行動変容とその維持を目指す方法だ。
あらかじめ未達成時のペナルティについても双方で合意し、文書化しておく。
いわば、自分だけに適用される法律のようなもので、一定の行動抑制効果が期待できる。

ふたつめのアイデアは、
我に帰るためのグッズを持つことだ。

お気に入りの、小さなぬいぐるみのキーホルダーや、推しのアクリルキーホルダーを持つことで、
安心感やいつもの状態に戻る感覚が生じる人は一定数いる。

自分の愛着のわくもの+持ち運びできるもの(スマホにつけるのがベスト)であればなんでも良いのだが、

くまのキーホルダーをチョイスしたとしよう。
キレたときに、一瞬それを見て

くま:「怒っちゃうの?かなしいよ…」

と自分に言っているような気がしたら

自分:「はっ、いかんいかん。ごめんね(くまに対して)」

こうなれれば、こっちのものだ。

個人的おすすめは
目がつぶらなぬいぐるみのキーホルダー(立体的なものは心に介入してくる感じが増す)
推しのアクリルキーホルダー
好きな身内のアクリルキーホルダー(手軽にアクキー自作できるサービスが流行中)
など、自分の良心を起こさせやすいキャラクターが望ましい。

ひとつ注意点がある。
「私がキレてなぐっても、くまちゃんは味方してくれるはずゥ!」というような、
衝動性を正当化するツールになってしまうのであれば、完全に逆効果なのでやめるべきだ。

みっつめのアイデアは、
「怒りは詐欺だからだまされるな」だ。

お化け屋敷では、超びっくりさせられても
「はいはい、中身は人間ですね〜」
ということを、私たちは知っている。

「お客様のカードが不正利用されています」
というメールがきても、
「はいはい、詐欺ですね〜」
ということを、私たちは知っている。

こういうことであれば、誰も騙されない。

衝動性についても、同じことが言える。
カッとなったとしても、この衝動は終わることを、私たちは本当はわかっている。
何度も繰り返しているからだ。
どうせ今日このあと、腹が減ってメシを食う。
そして、なだらかに日常の感覚へ戻っていき、衝動は完全に終わる。
何度繰り返しただろうか。もうええっちゅうねん。

カッとなるのは、お化け屋敷や詐欺にだまされているのと同じだ。
そう思えないのであれば、その詐欺やダマシが、新手で巧妙な手口すぎるので気づけていないだけだ。
なぜなら、衝動的な怒りがいずれ過ぎ去ることは、確定しているからだ。

衝動性を感じたその瞬間に、
「はいはい〜どうせ終わるやつですね〜詐欺ですね〜茶番ですね〜」
と、終わることを経験上知っていることを思い出せれば、最悪の行動は起こしにくくなるだろう。

怒りは、詐欺だ。

衝動的な行動は、押してはいけないボタンを押すことと同じだ。

身の回りにも、むやみやたらに押してはいけないボタンがある。
列車で居眠りして降りれなかった!ライブに間に合わない!という一時の感情で、列車の緊急停止ボタンを押すようなものだ。
結果、数億という損害賠償を請求される。SNSでも顔を晒され叩かれる。

徳を積んだ素晴らしい人間にならずとも
押してはいけないボタンを押さないだけで、人生が転落するチャンスを圧倒的に減らせる。

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