敵認定した人との関係はうまくいかなくなっていく
今回、職場における相談を取り扱う。
「私には関係ないわ」とせずに
恋愛に応用できる話があるので、それを持ち帰ってもらいたい。
職場であれ、恋愛であれ、
自分が敵だと認定した人との関係は、いずれうまくいかなくなっていくものだ。
そんな道から抜け出すにはなにが必要なのか。
それを目的に読んでもらいたい。
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今回のご相談は 同僚との関係 / amikoさん
こちらのご相談です。
ご相談文要約
職場の同僚は気遣いのできるいい人だが、自分の担当業務にまで関わろうとすることに不快感を覚えている。
https://cocoro-marche.com/archives/35789
また、上司が自分ではなく同僚に仕事を任せると、自分の方が仕事ができるはずなのに、選ばれなかったことに落ち込み、存在価値まで揺らいでしまう。
どうすればこの競争心から解放され、楽になれるのか。
回避型・復縁・音信不通の専門家
恋愛専門医オーシマユーコです!
同僚の方は、気遣いのできるいい人なんですよね。
ただ、いい人をやりすぎてる人と一緒にいると、疲れます。
気を遣う人というのは、周りにも気を遣わせることがあるからです。
今回は、「競争」を主軸に回答します。
本来、勝ち負けを決める必要のないところにまで、勝ち負けを持ち込んでしまっている。
この状況を、どうやって変えていけばいいんでしょうか。
勝ちにいくか、棄権するか
さて。
私はあなたに問いを投げたい。
あなたは、競争に勝ちたいのか。
それとも競争から抜け出したいのか。
今回は、競争から抜け出す道についての話だ。
競争から抜け出す方法
競争から抜け出すには2つの方法がある。
競争から抜け出す方法その1
競争が成立しないほどの実力差があること
5歳と30歳では口論が成立しないように、 相手と圧倒的に実力差があれば、そもそも勝負にならない。
ただ、今回出世や成功というキーワードはあまりはまらないため、この話はしない。
競争から抜け出す方法その2
相手を仲間だと思うこと
今日はこれについてのお話で、
・お互い違うスキルで役に立っていることをわかりましょう
・仲間として見るためには、感情面における共通点を探しましょう
ということを解説する。
お互い違うスキルで役に立っている
私たちはよく「人と比べる」ということをやるが、
比較の対象となりやすいのは、まったく違う立場の人ではなく、似たような立場の人だ。
私も高3の頃、インドの小学生より数学ができるかではなく、同じ医学部受験生の中で数学ができるのかを比較した。
同僚は、あなたと同じような立場だ。
同じ職場で、同じ事務職のパートとして働いている。
だから、あなたのなかで同僚は比較の対象になりやすい。
ここで
2人組のボーカルユニットを思い浮かべてほしい。
「どっちが人気なのか」をファンよりも本人たちがめちゃくちゃ気にしているイメージだ。
人気の差がバレないように事務所が平等に仕事を振っている間は、自尊心は保てるかもしれない。
ただ、どちらかの優劣がなんとなく明瞭化し始めると、2人の心のバランスが崩れはじめ、崩壊へ向かう。
しかし。
ボーカルユニットは2人とも同じ仕事(歌うこと)をしているわけだが、
あなたと同僚は、普段は違う仕事をしている。
同じ場所にいながら違う仕事、ということは
それば例えるならばボケとツッコミぐらい、違う仕事だ。
あなたと同僚は、ボーカルユニットではなく、漫才コンビだと思ってみてほしい。
ボケとツッコミ、どちらが優れているわけではなく、
どちらが欠けても成立しない。
それぞれに違う役割があるからだ。
あなたと同僚も、同じ事務仕事とはいえ違う役割を担当している二人なのだから、どちらが成績がいいかという尺度で比べる必要がないのではないか。
だがたまには、どちらがやってもいいような仕事がくる。
それは、2人揃っての漫才ライブの仕事ではなく
旅行番組にピンでどっちを出すか?というような案件だ。
相方が旅行番組に呼ばれたからといって、あなたの漫才のセンスが否定されたわけではない。
あなたは別の仕事で予定が埋まっていたのかもしれない。

仲間として見る=共通点を探す
競争を終わらせる方法はいくつかあるが、
今回私がおすすめしたいのは、相手を競争相手ではなく、仲間として見ることだ。
相手を仲間だと思うための第一歩は、
相手との違いを探すのではなく、共通点を探すことだ。
そして、共通点がたくさん見つかれば、対立構造から抜け出すことができる。
「何の」共通点を探せばいいかというと、属性(出身地や性別)や行動・思考の共通点ではなく
「感情」の共通点を見つけていってほしい。
私と同僚は、何を感じているということに関して、共通しているのか。
それを探して欲しいのだ。
たとえば
同僚は、いい人をやるのを頑張りすぎている。
一方あなたも、 仕事ができる自分であろうとかなり頑張っているように見える。
つまり、2人とも仕事を通じて、自分の居場所を確かめようとしているのかもしれない。
ここから、2人の感情の共通点はシンプルに、
「必要とされたい」という点だと私は考察する。
もっと言えば、「必要とされないことが怖い」のかもしれない。
こんなふうに
感情の共通点を探すことができると、
相手のことを、自分と同じような不安を抱える人間として見ることができるようになる。
そうすることで、相手を仲間だと思えるようになり、良い関係の土台ができる。
特に、「自分と相手は、何を怖がっているのか」という視点がおすすめだ。
地震や災害のとき、知らない人とも協力し合うことが自然発生する理由は、
災害という、共通する「怖いもの」があるからだ。
そこを見れるように、視点を動かしてみよう。
もし、もっとバトル感が表面化している場合であれば
「自分から負けを認める」
「相手のすごいところを自分に取り入れる」
(相手を尊敬するために、共通点ではなく違いを見つける)
といった方向性に話を広げていたが、
今回はそのようなケースではなさそうなので、上記だけで十分変わると思う。
なぜそんなBGMをかけるのか
ここまで話しておいてなんだが、
そもそも、職場をバトルフィールドだと思っているのは、あなただけかもしれない。
あなたが職場で、勝手に戦いのBGMを流しているだけかもしれない。
暇な職場。
いい人な同僚。
特別なトラブルもない。
それでも苦しくなることはある。
ここから気づかないといけないのは、
必ずしも目の前で起きている出来事そのものがしんどいのではない。
その出来事に、脳内でしんどいBGMを採用しているから、しんどいということだ。
この脳内BGMというのは、自分の価値観や反射的に頭の中で飛び交ってしまう言葉の癖のことだ。
脳内BGMが変わるだけで、同じ職場でも、まったく違うシーンに感じるかもしれない。
そうすればこの問題は、ほぼ解決するのではないかと思っている。
今回は以上です、ぜひ競争から抜け出すための一歩を踏めますよう、応援しています。
恋愛専門医オーシマユーコでした!


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